紀元前から栄華を誇った歴史と文化を散策したローマから
イタリア版新幹線・イーエスターに乗って
街全体が歴史地区として世界遺産になっているフィレンツェへ。
ルネッサンス発症の地・フィレンツェの街には絵画や彫刻に溢れています。

街のシンボル、ドゥオモ

ネオゴシック様式のファサードの幾何学的なデザインで
イタリア国旗の色、赤・白・緑の大理石で作られています。
今回はこの大聖堂のクーポラにも上ることにしました。
463段の階段を上るのですが、1時間程の長い行列ができるほど人気です。
小説<情熱と冷静の間に>
が映画化され、主演の竹野内豊とケリー・チャンが10年後に
「フィレンツェのドゥオモのクーポラで待ち合わせる」
の約束のスポット。
ちょうどチケットを渡す所に
「また会ったね。がんばって!」
と聖堂内で話したイタリア人スタッフに激励された階段は
一人しか通れない狭さだったり、らせん状になっていたり、かなりキツ~イ463段!
でもやっと上りつめた後はオレンジ色の屋根が連なる市内が一望できる絶景です。

隣にはジョットの鐘楼がそびえています。
ここまでの狭い階段、ロケ班は昇降大変だったでしょうね!
下りる時もくるくる階段に
「目が回りそう!」
と思わず声が出ると、後ろを下りてきた韓国人の男の子達が何故か日本語で
「がんばれ~!」
と声援を送ってくれたので、韓国語で
「ファイティン!」
と返すと
「お~!」
と笑い声が響きました(笑)
そしてフィレンツェと言えばメディチ家。
イタリアだけでなくフランスにも富と権力を誇った名門。
そのメディチ家の礼拝堂

一見普通のコジンマリとした建物ですし、1階内部は簡素な雰囲気?
2階に上がってみると、、、「うわっ、これは素晴らしい!」
煌びやかではありません!
予想に反して、、、
豪華というよりも大理石の色や質感が今まで見たことがないほど
重厚で荘厳な落ち着きがあります。
礼拝堂の床や壁一面にふんだんに使われている数百種類の色大理石から
この家の栄華が伺えました。
代々が眠るお墓もミケランジェロ作!
ミケランジェロも骨を埋めた芸術の街フィレンツェ。
ミケランジェロの代表作「ダヴィデ像」の実物を観にアカデミア美術館へ。
「これが入口?」って思うほど
長い列がないと通り過ごしてしまいそうな美術館。
でも室内のダヴィデ像を目にした途端、遠くからでもその大きさに圧倒されました。

(室内は写真撮影ができないのでシニョリーア広場のレプリカを撮影)
5.4mの巨大な像にだんだん近づくにつれてダヴィデ像の肉体の細部から静かな闘志が伝わってきます。
手の血管

首の血管

身体全体の骨や筋肉の美しさ。
またローマのベルニーニの「ダヴィデ」とはまた違った勇ましさの表現がはっきり解ります。
さて皆さんはどちらがお好みでしょう?
今回、ウフィッツィ美術館はスルーして
メディチ家が収集した名画が展示されているパラティーナ美術館に行ってみました。
入館してみると「カラヴァッジョ」の特別展が開催されていました。
ローマでもカラヴァッジョのポスターがあちらこちらに貼られていたのは
このことだったのかな?
展示作品をみるとボルゲーゼ美術館で観た作品以上に
こちらの作品にも惹きつけられました。
聖トマスの懐疑

聖書にも載っている一場面
肌の質感や聖トマスと二人の弟子の表情などを観てると、
美化されていない等身大のイエスを
実際に一緒に側で見ているかのように引き込まれます。
光と影の表現は
フェルメール、レンブラントそしてベラスケスへ
大きな影響を与えたというのは頷けます。
思いがけず、カラヴァッジョのこの絵を観ることができて
ホントにラッキーでした。
さてパラティーナ美術館に行く前に寄った一筋向こうにある
「Gusta Pizza」
大人気の美味しいナポリピザ屋さんの店内は地元の人達でいっぱいでした。
相席になったのがイタリア人の男性二人と女性一人。
外は急に雷が鳴るほどの雨になってきましたが
「これからパラティーナに行くの」と言うと
私のガイドブックを指してイタリア語で熱心に美術館やフィレンツェの街について説明してくれました。
Japanというと「サムライ」という外国人が多いのですが
イタリアではやはり「キタノタケシ」という名前が揚がるんですね~!
女性が英語を話せたので所々通訳してくれたおかげで
「ヴォーノ!」
楽しいランチを過ごせました。

皆と握手して雨やどりを兼ねた一時に別れを告げましたが
言葉は解らなくても世界どこでも気持ちは通じるんですよね~(^^)
他にも色々なイタリア人との触れ合いで、旅の思い出も倍増したフィレンツェでした。
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