上田普展 -書裂- が
10月25日(金)~11月4日(月)
11時~19時
に開催されます。
先日ブログでも発表した
神戸ビエンナーレ2013テーマ『さく』に挑む
アート〇美空間Sagaの『Saku』プロジェクト
その
プロジェクトVOL.2
元来、書とはなんだったのか。
いつから書道という伝統を背負ってしまったのか。
「堅苦しくて、分からない」
と言われる書道をアートとしても表現したいと、毎回作品展ごとに来場者の意表を突く作品を発表している上田普(うえたひろし)。
2011年7月のアート〇美空間Sagaでの個展、つなぐ-書の可能性-では
この年の3月の東日本大震災に想いを馳せて「つなぐ」や「きずな」「いのり」の言葉を作品にしました。
作品展後、この言葉は日本中至る所で耳にするようになり、2011年末の清水寺で発表される「今年の漢字」も絆でした。
またアクアリウムとコラボした作品はとてもユニークで好評でした。
この半年後にアクアリウム展が各地で開催されるブームになってきました。
上田の制作の着眼点や感性は、世相を先駆けするような結果に繋がっています。
前回作品展の様子は
コチラ
今展、書裂では
いちど引き裂き、再構築する事で見えてくるモノはいったい.....
「煌」
書とそれを描く人間が一緒に写り込んだ青写真の技法を用いた屏風作品
「夢を描く人」
文字が今にもとろけ落ちそうな色彩豊かな作品
「“あ”の十字路」
闇空間では立体的に表現された書など
「今まで見た事の無い書の世界に迷い込んで頂きたい。」
と小さい子供~大人まで来場者を楽しませる趣向も満載。
また
10月27日(日)11:00~
青写真(日光写真)の技術を用いた書の作品の制作をするワークショップも催されます。
定員・先着10名 参加費:1,000円(雨天中止)
「な(奈)の旋回」
墨と紙だけに終わらない上田普の作品展です。
上田普プロフィール
アート〇美空間Sagaサイト