甲南女子大学 文学部メディア表現学科
卒業制作選抜展2014が終了しました。
昨年の2013が更にレベルアップされたような感じがしました。
4つのゼミの代表作品が展示という事前の話し合いが難しい状況の中、どのコーナーも来場者に手に取って見てもらえるような展示の仕方です。
写真は各写真集で更に学生の制作意図が集約され
イラストレーションは原画と絵本の比較を
アニメーションはイラストを動画にする手間暇と想像力を
デザインは広告的な伝達にアート的な文字の表現を
同じゼミでも代表作品なので、それぞれの個性や特徴の違いが面白く感じられました。
またアートというよりも自分らしさという女子学生ならではの感性が可愛く美大とは一味違った表現が楽しいという感想や
各作品をどう見せると面白いか、、というプレゼン力はちょうどこの時期、他の美術大学が開催している展示にも負けていない!というか空間を上手く使っている!
という感想なども、、、、
それは、ただ制作に力を入れ雑然と設置するだけでなく、来場者の目線や導線を考えての展示の仕方ということでしょう。
そういう意味では「コミュニケーションをデザインする」と学科目標は、来場者とのコミュニュケーションに繋がっていったように感じた作品展でした。
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