紙と木の兄弟展が
2015年7月18日(土)~26日(日)
11時~19時(最終日17時まで)
に開催されます。
愛知県岡崎市在住の木工作家・嶋田庸平
大阪府在住の紙の造形作家、嶋田康佑
による岡山生まれの兄弟の作品展です。
兄・庸平さんは
愛知県岡崎森林組合にて山師、主に杉桧の間伐をされています。
東京の芸術大学で建築を学び、その後また別の芸大の院に入って彫刻まで学びましたが、現在は「木こり」と称し自分が山で伐って来た間伐材を使って、切り株でオブジェやイスなども造っています。
弟・康佑さんは
工学部建築学科卒業後、京都市立芸術大学美術研究科 環境デザインを学び、段ボールの芯や建材などで用いられるペーパーハニカムを素材にした、オリジナルのプロダクトデザインをしています。
普段はコンパクトに折りたたまれていますが、両端を磁石でつなげば変幻自在にフォルムが変わります。
テーブル、座布団、植木鉢カバー、間仕切りなど、幅広い用途に驚かされます。
紙といっても人間が乗っても強く椅子として実用できる上、簡易の移動茶室まで制作可能です。
外見もシンプルで影のシルエットが大変美しい作品です!
Sagaでも今年・昨年とグループ展に出品し好評でした。
紙と木の二つの異なる素材の作品ですが、紙は木から作られ、紙は土に帰るそして再び木になります。
何気なく使用している紙と木を使い、プロダクトを作ることで身近な素材が変化し、普段は見落としがちな素材のもつ美しさを表現しています。
紙の透過性、強度、柔軟性そして木のナチュラルなぬくもりを感じてください。
アート〇美空間Sagaサイト