関西より冷たい秋風が吹く東京。
街中もテーマパークもオレンジ色のハローウィンの飾りつけでいっぱいでした。
面白い建物を見ながら街を散策するのが好きな私。
東京の南青山界隈を歩くのは10年以上ぶりでしょうか?
隈研吾建築で面白い建物があります。
台湾のパイナップルケーキだけを売ってるサニーフィールドジャパン。
都会のコンクリートや無機質な材質の建物が多い中、木の外観が目立ちます。
中に入ると照明の柔らかな光が差し込み和らぎが感じられます。
「試食されますか?お席を空くまでこちらでお待ちください」
とイスに案内されスタッフもとても親切。
暫くすると2階の大きなテーブルに通されるとまるまる1個のケーキと台湾茶が無料サービスされました。
従来の甘すぎるお土産用パイナップルケーキと違い、砂糖を使わず煮込んだパイナップルをサクサクのクッキー生地で包んだ上品なお味。
和菓子のような包装も台湾発とは思えないほど高級感がありました。
購入を薦めるわけでもなく、ゆっくりできる雰囲気とシステム。
丁寧なおもてなしのホスピタリティーでした。
数日後そのお店がテレビで外国人の話題の人気観光スポットになっていると放映され、タイムリーなことに二度びっくり!。 東京や神戸の友達にもすぐに宣伝しておきました(^^)
外観だけじゃなく中身も素敵なショップですよってね!
オシャレな青山(あおやま)の地が所以なのか同じ号を持つ根津青山(せいざん)の根津美術館を訪ねました。
仏教美術や書画・墨絵などの古美術そしてお茶道具の名品がずらり。
鎌倉時代の那智瀧図は心が洗われるような、、、
至宝をたっぷり堪能した後、お庭に出ると、、、何と広い!
「声は聞こえど姿は見えず」状態でいったいどこをどう歩いているのか、、、小川のせせらぎや鳥のさえずりが聞こえ深山幽谷、迷路のようなお庭です。
降りたり登ったりその起伏に富んだ土地を活かして、田舎家風の建物や4つもの茶室が配置されていることにも驚きました。
美術館の玄関からは予想もしなかった大都会の静かなオアシス。
紅葉が深まる頃には更に侘びた風情になることでしょう。
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