大阪発デジタルアートバトルLIMITSを観戦してきました。
観衆の前でパソコンを使ってライブペイントし、トーナメント方式で勝ち抜く勝負です。
まず最初に対戦するアーティストがその場でルーレットを回して
各自が選んだ二つのテーマを掛けあわせイメージした物を20分間で表現するアートバトルです。
テーマの組み合わせは100通以上になるので瞬間の閃きや判断力が必要です。
準々決勝のテーマは
エクストリーム+商売 となりました。
何を描くのか?
絵がどう展開していくのか?
最終的な仕上がりに 何が仕掛けられているのか?
試合の途中経過をMCと他参加アーティストが解説してくれます。
「料理の鉄人」って覚えていますか?
あの時の対戦のような雰囲気です。
ちょうど応援に行った上田バロンさんが解説者になってプロの絶妙なMCと一緒に、素人の観客でも進行中のパフォーマンスを理解しやすく盛り上げていました。
終了後は各自テーマに対して20秒のプレゼンテーションタイム。
これが5人の審査員の採点やオーディエンスの投票数にも大きく影響及ぼすことも、、、
その結果、勝者が決定!
本当に上手く考えられたプログラムで感心しました。
バロンさんは持込み機材のトラブルにも見舞われ敗退しまいましたが、LIMITS面白かったです♪
バロンさん曰く、
見事に完敗!!
負けても悔しさ以上に失うより得たものの方が大きいこのイベント。
またしっかり練習して勝てばイイんだから!!と切り替え前向きプラス思考!
負けを素直に認める勇気はさすがバロンさん男前です!
目の前で勝ち負けを得点で表記されるのは不本意に思う人もあると思いますが、時にはアートもオリンピックのごとく、競う厳しさから負けてもその悔しさをバネに学び成長できる、そんなアートイベントも有だな~と思いました。
早くもこのLIMITS、ワールドグランプリが2017年2月にここ大阪で開催されます。
地方予選・海外予選を交えて発足から約2年で世界大会を主催できるほどの急展開!
芸術性、描くスピード、精神的なタフネスを必要とした新しいライブエンターテインメントです。
試合の合間に
VR(ヴァーチャルリアリティー)空間でのアート表現も体験しました。
ゴーグルを着けてアートを3Dで見ると「お~、凄い!」
自分の描いた字や絵も360度から立体的にそして空間を飛び越えて見える。
宇宙空間にいるみたい♪ ワープするって宇宙戦艦ヤマトに乗った気分!
他にもスノボーゲームやジェラシックパークのような恐竜世界の体験では、鬼気迫ってくる映像に思わずよろめきそうになったり、声が出たり、、、3D映画以上の迫力のVRなので周囲で見ている人はそのリアクションに笑えます。
アート+最新テクノロジーが普及していくのもきっと間近ですね!
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