8月19日~開催の東アジア文化都市2017京都 アジア回廊現代美術展のオープニングのトークイベントに行ってきました。
日中韓三カ国のアーティスト25組の作品が二条城をメイン会場に回遊式に展開されます。
参加作家の女性作家Yさんのトークは、、、宣伝で始まり宣伝で終わった20分。
フォトグラファーというより今は演劇の演出・座長という感じになっていたのが残念~!
でも次の蔡國強のトークには共感しました。
蔡國強といえば、北京オリンピックの開会式の花火の演出や直島やヴェルサイユ宮殿の庭園で大きなオブジェ作品を見たことがあります。今度はスペインのプラド美術館でも展示されるとか!
リハーサル直後のパソコンに不具合が発生。
スタッフが調整している間、間を持たせるのにニコニコ笑いながらジョークを連発してのんびり対応。40分のトークでも流暢な日本語で、意外に気さくさな話が面白くて笑えました。
世界は時間にもルーズだし色々なトラブルを経験してきたことで何事にも大らかなのでしょうか?
または、自然を取り込んだインスタレーションだったり、
火薬をコントロールし爆発させることで、暴力衝動や破壊を創造へと転化させる作風の絵画だっり、、、、
予測しにくいことにいつも挑戦しているからでしょうか?
思いがけないアクシデントがおこっても、焦らずとも成るようになっていくという雰囲気が漂っていました。
企画のアイデアは次から次へと出てくると、子供のような笑顔で制作の楽しさを語っていました。
「60歳という年齢になっても新陳代謝が良さそうにアーティストだな~!」と実感。
奢らず気負わず自然体でいるお人柄が、日本だけでなく世界各国から招待される所以なのでしょうね、きっと!!! お勉強になりました(^^)