大人Kawaii Vol5 が終了しました。
会期終末は台風で見に来られなくなった方も多かったようですが、それでも今回も300人以上の来場者で賑わい、沢山の作品をお買い上げいただき有難うございました。
カルチャースクールのスカウトの方々も「どの作家もこんな独創的な手工芸は初めてです。うちに来ていただけたら嬉しいのに!」と目を輝かせながら
「現代の暮らしに沿う新しいアイデアと技法を取り入れている作品は自分達にも本当に勉強になります!」
など時の経つのを忘れるほど、皆さんが熱心にご覧いただけました。
砂糖で描いているんですよ!と説明すると皆さん2度見してびっくりして、笑いを誘うユニークな白井優子の砂糖画
高品質な輸入のガラスの絵柄を拘りの組み合わせで、豊かな透明感を表現する栗村マヤ子のステンドガラス
繊細な一本一本のワイヤーリングとキラキラ輝くブリヨンでため息が出る程女性の心を惹きつけるドゥフトシュムックの福井郁子
オランダのアッセンデルフトと日本の野の花を融合してフルールアートとして発展させ、お花の優しさと華やかさを描くフルール・フルール
銀粘土で大ぶりなデザインに繊細さを表現されたシルバーアクセサリーが好評なクレイアートの浅田雅子
白い凹凸感の柔らかさと、一針一針の糸の細かさそして端の始末もすべて手縫いという根気のいる手仕事にキルトを上回る!と素晴らしさに驚嘆する南仏ブティの塚谷名津子
新聞掲載で来場者を惹きつけ、技法に+αのオリジナル性を取り入れ注目を浴びたシャドーボックスの小倉明美
ソフトレザーで作られたユニークな作風と、ヌメ皮をタイの型押しで和風に仕上げた逸品は全て手縫いのレザークラフトの
open sesame.
レザーとファー・レーシヨンの素材を活かしてそれぞれを上品な可愛さに仕上げたタッセルの熊澤燿子
ガラスやボールペン・ローソクなど色々な素材に貼ってガレや漆と見間違う高級な品に変化させるデコパージュの児玉由富子
「作家さん、それぞれ魅入ってしまうような個性的な作品が、kawaiiで繋がって、ほんと美空間の空気を 堪能しました。」
「各作家が一人で作ったとは思えない幅の広さと完成度の高い柔軟性を感じました。」
など、それぞれの作家のここ数年の作品が毎年バージョンアップしていっていることをお客様も楽しんでいました。
作家達も苦労していることや面白い情報・作品の見せ方や使用素材など、意見交換をすることで気付かなかった事を教わり、それぞれ切磋琢磨してきたことを実感していました。これからの制作も更に上回るものをと制作意欲が高まっていく参加作家達でした。
また来年の開催を楽しみにするお声を沢山いただき、手工芸がおもてなしと暮らしのカルチャーに携わる大切さを改めて感じた作品展となりました。