性の茶が開催中です。
可愛い~、茶道具だけじゃなく普段にも使えそう!
洋間にも活けそう!と言われる作品群。
ドアを開けて中に入った途端「ワ~、素敵カッコイイ!!」と言われる茶空間。
会期中には展示替えがありますが、今の展示の掛物の作家の言葉を引用させて頂くと
「道具から会話が始まる」をテーマに選びました。
お茶会に呼ばれても床の間に掛けてある古筆の軸を拝見してもよく意味がわからず半分わかった様な顔をしながら亭主との会話は無くなる!笑 (あくまで私の話)
ただ今回の様な掛軸や風呂先だと、亭主にこれは何か聞くことは然程恥ずかしくない。
ことにお招きした方がイギリスの方だったらまずこの席の空気は変わる筈。
これが茶席の室礼と自分なりに理解している。
今展では茶に精通している方だけでなく、お茶の飲み方を知らない人でも、少し興味を持っていただける入口になって頂ければと思っています。
禅もアートも目に見えない奥先を見ようとする心は共通点があります。
亭主が招いた方を想い設える、、、それをお客様が感じとって頂けた時の両者の嬉しさが茶室に響き合うことを愉しむ、、、それが伝わる展示会になればと、、、
既にご覧頂いた来場者から頂いたコメントでは
ドキドキするほどの研ぎ澄まされた作品や、その中にある全ての人にむけての心遣い・・ お茶はいろんな記憶や自分でもわからないような奥深い自分をゆっくり見つめさせてくれるという感覚を思い出しました。お道具たちと同じ時をすごすこと、、、新たに茶道の素晴らしさを感じました。
ドキッとするような作品に出会うと生きる実感がわきます。
二度とない今展のみの道具の設えと空間が、心に残るひとときであって頂ける事が亭主の本望とも言えます。
19日までどうぞお見逃しなく。
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