学生時代を京都で過ごした仲良しグループが卒業以来
初めてそろった8人のプチ同窓会。
メンツを見回すと、、、遠い地方からも泊りがけで来てくれたことに驚きと嬉しさが。
昔の記憶が薄れてきても、出会うと数十年の時間の経過が嘘のように変りなく話せるのが不思議です。
変わらない笑い声・話のツッコミとオチ方に安心感が漂っていました。
一緒に過ごした思い出や旅のハプニング。
断片的な記憶が皆の会話を通してどんどん繋がって鮮明に蘇ってきました。
中年からタイムマシーンに乗って学生時代にトリップした気分。
でも女性に生まれると自分自身の思うとおりに動けない時期があります。
一人一人のこれまでの歩みを聞きながらそのジレンマを乗り越えてきた人・これから迎える人の気持ちを理解できるようになったことが
学生時代と違って大人として成長してきたってことかな~!なあんて、、、、
何も考えず笑いあっていた頃が、どんなに貴重な時間だったかを気づかされる思いもしました。
皆で思い出を回顧しながら学校の校舎を歩いたりランチをした後、
通学路にあった老舗の和菓子屋で和菓子作りの体験をしました。
茶道に携わって30年以上、今でも平均すると1週間に2個は和菓子を食べている私ですが季節の和菓子作りは初めてです。
京都・七条甘春堂
私達の前にも修学旅行生が熱心に制作していました。
お手本に職人さんが手の平・指を使って形を作って見せてくれます。
その素早さ!
そして和の工芸道具の使って、より繊細な表情が生まれてくるのが芸術的!
「難しいそう~!できるかな~?」
粘土のように強くにぎれない。
優しく包み込むように力を入れずに、、、、念じながら。
花の特徴が出てるかな?
職人さんに親切丁寧なアドバイスを受けながら私の初めて作った
菊
桔梗
紫式部
職人さんの指導が上手いおかげか、仕上がりに皆それぞれ結構満足して
自画自賛!
和菓子作りが癖になりそう♪
自前の和菓子のお味はいつも以上に
「美味でございます~!」
4個作って1個はその場で食べ自分でお抹茶を点てていただき、おみやげ用に3個を持って帰る体験セミナーは
ナント、2100円! お得です~。
手のぬくもりとナチュラルな優しさを感じる和菓子作りは
「日本の四季」
を目でも舌でも堪能できるアートのようです。
ワイワイ言いながら一緒に何かを作っていると
変わってない人柄と空気感
と
頑張って生きている姿勢
に
それぞれが「明日からもまた頑張ろう!」って元気を交換しあった一日でした。