3/18~3/23
畑田浩作 作品展
ご家族を代表して奥様がSagaに下見に来られた時
初めて会う私に語る率直な言葉に
こちらの方がドギマギしたことが印象的でした。
「主人が絵を描いているところが好きなんです、、、」
作品展への動機などご主人を気遣うお話に妻の可愛らしさが伝わって
「こういう感じっていいな~!」
と長年連れ添った妻が、退職後にも夫の活き活きとしている姿を
見守っている光景が目に浮かぶようでした。
女性って何歳になっても何かに打ち込んでいる男性の姿に
魅かれるものなのでしょうね!
実はまだ私は作家本人にはお会いしていません。
ご家族からの秘密のプレゼントの作品展
ご主人・父・お祖父さんである畑田氏の古希を記念して
退職後、描きためた絵画を皆さまに見ていただく機会を設けたい
という想いが込められています。
学生時代は油絵を。
仕事を始めてから退職前はご家族・孫達の絵を時折描いてこられ、
退職後はもっぱら水彩画で風景画を。
ご家族と打ち合わせをしながらお話を伺っていると
<実直な方なんじゃないかな?>
と想像させられます。
畑田氏の
絵に対して
仕事に対して
周囲へ
いつもどう対処されていらっしゃるかを
ご家族の会話の中からそんな人物像が伝わってきます。
就職難と言われている世の中なのに
退職されてから古希になってもまだ仕事の依頼を受けるのは
周りによほど信頼されているということでしょう。
内緒で作ったお嫁さん担当の作品展DMを見せると
ご本人は
「人様にお見せするほどのものではない!」
「まだ早い!」
と
辞退されたところを
ご家族皆で一生懸命に説得して今回の作品展に漕ぎ着けたようです。
作家本人は謙遜されていますが、ご家族にとっては自慢の作品達。
ご家族が古希を記念に是非自分達だけでなく周囲にも見てもらいたいと
思われた気持ちが解ります。
絵の写真を見ると
彩色がとても綺麗!
透明感のある色・素直な作風はやはりお人柄からではないでしょうか!
原画だと更に綺麗な色のはず!
見せていただく日を私も楽しみにしています。
ご家族の感謝の気持ちを込めた作品展は
きっとアットホームな雰囲気に包まれていることでしょう。
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さてあさって3/4日~
神戸大学美術部凌美会の「凌美会展」が始まります。
「凌美会展」は凌美会が一年に行う展覧会の中で
最も規模が大きく一つの節目となります。
毎年、凌美会展を境に先輩が引退。
新しい世代に凌美会が引き継がれていく大切な展覧会だそうです。
卒業後は神戸大学凌美会OBとして創作活動を続ける人も多い伝統高き美術部。
先輩もどうぞお気軽にお立ち寄りくださいね(^^)
凌美会展の詳細
アート○美空間Saga・HP