松島英樹展終了しました。
誰も作ったことのない絵画を!
と思考錯誤しながらたどり着いたのが色光変化絵画。
ラメ、ホログラム、ラインストーンを塗り重ねてニスで表面をコーティングしているので
触るとツルっとしています。
見た目よりスベスベした感はネイルアートのイメージです。
闇空間で
光を当てた時は表面から白い光線がキラキラ輝きだしたよう
薄闇では絵の中に光が吸い込まれるように
一つの絵ですが色彩の変化が顕著に現れます。
また色彩によっては同じ光の中でも正面から見た時と側面から見た時では
まるで別の絵のようにはっきり色が違って見えます。
不思議な現象!
80号~100号ほどの大きな作品は今展、展示されていませんでしたが
大きいほど一枚の絵画の中で光の変化が際立って見えるそうです。
でも簡単に調光の効くSagaの闇空間では鑑賞者に光の変化を実際に感じてもらえ説明しやすかったようです。
鑑賞者の方からの色々なご意見を参考に、また今度は違った試みをしてみたいという松島氏。
作品展は作家にとって、鑑賞者の意外な意見で制作意欲が湧くこともあります。
ギャラリーではそういう作家との意見交換ができるのが醍醐味。
素朴に思ったことでも、率直に話して自分達の感性の交換の場にしてくださいね。
アート〇美空間Saga