月乃潤&s.syoko共同作品展「Bath-青と人魚の幾何学-」が
8月21日(木)~26日(火)
11時~19時(最終日15時まで)
に開催されます。
『Bath』の物語は、「箱女」と呼ばれる主人公の視点で描かれています。
「箱女」は、多面体のように場面にあわせて自分を使い分けながら現代を生きている「誰か」です。
そんな「箱女」が住むマンションの一室のバスルームに、ある日突然、「人魚」が現れ、そして――?
31日間の、バスルームで起こった出来事を
月乃潤をモデルにポートレイトや静物写真を出展するs.syoko
それらを中心として、月乃氏による人魚が描いた絵、日記
共同制作のインスタレーションなど様々な方法で切り取り、時にそれらのジャンルが融合し、混ざり合い、物語がリンクする!
月乃潤<シンガーソングライター>にとっての人魚とは
「箱女」の視点で「人魚」との交流を手記の形で描き、さらに私自身が「人魚」として写真のモデルをやることで、「人魚の物語」は私にとって自己救済の神話となりました。
個人的神話を他人と共有する。それは芸術の存在理由の一つの側面なのではと、制作を通して考えたりして……。
“人魚って何だろう?”という途方もない謎を、作品を見てくださる方々と一緒に解き明かしに行きたいなと思っています。
s.syoko<写真家>にとっての人魚とは
私は人魚に対して憧れのような感覚を持っていて、自分が死んで肉体が残るのってイヤだなぁって、人魚みたいに泡になって消えたいなぁって。
今回の「人魚」は、やりたいことをとことん楽しんで、生き抜いて生き抜いて消える、そんな生き様を表現できたら……と思って撮っています。
是非みなさんも箱女になったつもりで、人魚との不思議な生活を覗いてみてください。
新感覚の共同作品展『Bath』をお楽しみください。
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