甲南女子大学メディア表現学科卒業制作選抜展が終了しました。
どの作品も現代の若者の感性がそのまま伝わってくることに大人の来場者も
「誰かに認められようとか褒められようとか思ってなくて、こういう風に自分が楽しんで作っているのっていいね~!」
と若い感性に触発されるようでした。
芸大・美大でないことが返って、いい感じで力が抜けています。
それが縛りがなくのびのびとした感覚に繋がっているのかもしれません。
今年は大人っぽい作品が多く感じました。
ヌードの絵や写真など、おじさま達にはちょっと刺激的な部分もありましたでしょうが、、、(笑)
女性が女性を描く・写す視点は「あっけらかん」とした香りで、それも今の女子学生の捉え方として楽しめました。
イラストや写真をまとめた本も、テーマに沿って各ページごとの内容も女子目線が面白い。
個性的で立派な装丁は大人でもそうそう作れません。一生のな宝物ですね。
デザインはそれぞれにアイデアと趣向が施されて、すぐに販売できそうな作品もありました。
映像も年を重ねるごとに学生の技術力が高まってきて「手描きで全部スピード感を出して作ってるのかな?」と感心する作品もありました。
自分らしい表現方法で情報を発信することは想像力と自主性を養います。
そしてそれによって、ネットだけではなく人とのコミュニケーション能力を高めることができれば、社会人になっても必要とされる女性に輝いてくれるといいですね。
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