茹だるような暑さが日本列島を覆っています。
都会を離れ兵庫県内の内陸部に位置する高原まで行くと、やはり風の爽やかさが違います。
ここ砥峰(トノミネ)高原では夏の新緑が眩しい大草原が広がっていました。
うわ~、伸びやかな眺め!
驚いたのは芝でも牧草でもなくススキなんですって!!
90haに及ぶ風になびく緑のススキの海原の遠くには杉が、、、緑を青に変えると東山魁夷の絵の世界のよう。
一瞬北欧にも行った気分になりました。
そのためか、こちらはノルウエイの森のロケ地になったそう。
タイトルにもピッタリ、頷けました!
秋になると一面黄金色で更に幻想的な風景になりそうです。
そしてその隣の峰山高原にあるホテルリラクシアの敷地内にもやはりノルウエイの森の舞台となった幻想的な森があります。
小川が流れ小さな橋が点在しています。
ロケ藩が宿泊したこのホテル内を散策してみると、森の奥にとても気に入って見つけたのがこの場所。
映画は見ていませんが、秋の朝もやや冬の雪化粧した森の風景を想像すると、ロマンチックな映像が撮れそうだな~!と思っていると野生の鹿が目の前を素早く駆け抜けて行きました。
同じ兵庫県にいても滅多に訪れない内陸部の高原でしたが、素敵なロケ地となる所以が発見できました。
またこの神河町には水路から水を田へ汲み上げるため昔ながらの水車が今も動き続けていました。
木製なのに約10年は壊れないそうです。これからも修復しながらのんびりした田園風景が残ってほしいスポットですね。
都会の喧そうから離れ豊かな自然の中のひとときでした。
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