セラフィタ展が終了しました。
雨が降り続く会期中、最終日は台風の中、ご高覧下さった皆様、有難うございました。
今回の展示は性別を越えて、性別に左右されない変在自由な作品の数々が展示されていました。
単なるファッション的作品展に留まらずアート性とクオリティ―の高い展示に来場者は目を見張っていました。
一般受けするよりも面白い物・個性的な物を好まれる方そして作家達に刺激になったようです。
今展のシンボルとなる「セラフィタ」はジュエリーの三野彰太が制作。
セタフィタとはバルザックの小説で登場する両性具有の人物。
コヨーテの頭蓋骨やサンゴなど色々なものをコラージュしてオブジェにしたアッサンブラージュ。
素材のレトロ感やいびつな表情や鋭利な牙のドレスを纏っていても、女性らしく美しいプロポーションが斬新。
貴婦人のようなフォルムに魅了される来場者達。
そのセラフィタを取り巻く小野文則の手すきの赤い紙は 体内の血管の中いるような異空間を醸し出す存在感。
小野の腕の造形にテキスタイル作品と竹田の彫刻のようないびつバッグ、そして宇宙的無限のエネルギーをオーナメントのように落とし込んだジュエリーをマッチさせ、インスタレーション的作品にまで仕上げた三野。
外見はクールなデザインに見えても、手に取ると使う者の立場を考え抜いた温かみのある3作家の作品に、カッコ良さだけでない+αの心地良さを体感して頂けたようです。
全体の空気間と 作品のコラボレーションが見応えのある展示に来場者から
DMの世界観に惹きつけられ楽しみに訪れてみたら、、、、いつもより更にもっと凄かった!!!という好評の作品展でした。
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