栗本夏樹 漆芸技法レッスン‐蒔絵と螺鈿- 第1回目が終了しました。
漆は一万年前から使われている天然用材!
でも扱い方は一般的には知られていません。
今回は良い作品作りというよりも本漆ヤその道具の扱い方の要領や注意事項を含め、今後続けて自分で扱えるようになるのが目的です。
オプションの黒漆の塗り体験も全員が希望され午前中から開講される熱心さ。
被れないように手袋・マスクもされ要注意しながら、漆の扱いの細かさに他参加者がトライ中でも息を飲むように真剣に観察している皆さん。
素材の質感が思っていた以上に、、、 刷毛塗りも他塗料とは違う感触です。
黒漆塗り板を室(むろ)で次回まで乾かします。
第一回目は黒漆の塗り板を磨く。
漆芸の基本の研ぎと磨きを勉強します。黒く漆塗りされた手板を人工炭を使って研ぎ、研磨剤で磨きます。
#800~2000まで5段階に上げての研磨作業です。
他には
各自用意したデザインを漆技法用に修正します。
栗本先生のアドバイスで絵も可愛いくなり、
螺鈿が入ると絵を更に引き立てそうな感じのデザインになってきました!
貝を切り出す道具を作りました。
硬い螺鈿をハサミやカッター以上に綺麗に切れる優れもの道具を手作りできたことに感心していました。
第一回目のレッスンは地味な下準備の作業でしたが、それでもかなり勉強になった!と 参加者達が楽しいと感じる程の実のある内容で良かったです。
回を重ねる毎に内容が濃くなるので第2回目が待ち遠しいようでした(^^)
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