漆工芸レッスンの第2回 目が終了しました。
今回は蒔絵筆の運筆とデザインの転写(置目)を行うのが一番のテーマです。
まずは蒔絵用の微細な筆の使い方を学びます。
漆はのびにくいこともあり、極細筆でまっすぐ線を引くのも自然と口が開いたり、息がとまってしまう!と言うほど集中される皆さん!
その筆を使ってデザインを前回磨いた手板に転写します。
漆の塗りはじめや塗り終わりそして筆を洗うことも少し慣れてきたようです。
螺鈿(薄貝)を道具(針)を使って切り出し、手板に貼り付けます。
はさみやカッターでは細かく切れませんが、お手製の道具の切れ具合にびっくり!
でも角の多い形はまだ難しそうですが、硬い螺鈿の切り方が分かって嬉しいという声も。
先生が作業されているのは簡単そうに見えるのに実際自分でやると難しい、、、
細かな技法と道具の使い方から訂正に説明しながら実演を見せてもらえることで大変勉強になります。
また自分で使用する道具を日用品で自ら制作する工夫を含め、今後に生かせる学びになっているようです。
毎回ちがう行程なので皆さん次回10月13日レッスンの作品展開のサンプルを見ながらレッスンを楽しみにされていました。
ちなみに皆さんのあまりに真剣な学びの姿勢のせいか
「何かな?」と窓から中を覗きこむ
道行く人々多しです(笑)
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