漆芸レッスン第3回目が終了しました。
今回は絵漆(蒔絵用漆)を蒔絵筆で描き、その後銀粉を毛棒(蒔絵の道具)を使って蒔絵しました。
前回転写し螺鈿を貼った下絵に細筆で輪郭を描き、中を漆で塗りつぶします。
また<描き割り>という塗らない個所を細く線状に残して漆を塗る工程。
線を1ミリ以下の残すという繊細な筆遣いに神経を使います。
全てのレッスンで一番ハードな工程なので皆さん集中して無口~!!!
ピーンと空気が張り詰めています。
皆さん息を止めてる感がヒシヒシ伝わって凄い緊張感でした。
筆の使い方など道具の慣れが必要といいながら、今までにない集中力が皆さんの作品に反映していくようで、いい感じに仕上がってきました。
集中力がマックスの所、作品をムロに入れ休めている間、作家さんのお手製の差し入れの栗の渋皮煮でティータイム。
疲れが吹っ飛ぶように美味しく、皆さん緊張感がほぐれホっとした笑顔も復活。
休憩後、銀蒔き絵になる下地絵漆を描いた後は銀粉を毛棒で蒔きました。
先生の手の動きを見る眼差しも真剣そのもの。
粉砂糖のような粒子状の銀分は実際に蒔いてみると、思っていた質感とは違うことにも驚き!
まだ拙い筆遣いでも、だんだんと自分の作品が想像していたより美しい作品ができそうと自画自賛。
難しいと思いながら漆の魅力にだんだんハマってきている様子。
ムロに入れてそれぞれの作品を見比べながら
皆さん次回の第4回目レッスンも楽しみにされていました♪
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